「洗車にクエン酸って使えるのかな?」
「どういう汚れに使うべきなんだろう・・・」
洗車は基本的にカーシャンプーを使う方が多いと思いますが、長く使っているとなかなか落ちてくれない汚れなどが発生することはありませんか?
車の汚れで代表的なものは水垢や油汚れなどですが、長く放置してしまうと表面の塗装の腐敗の原因になることもありますので早い段階での処理が必要です。
そこで登場するのがクエン酸です。
クエン酸は上手に使うと、車を綺麗にすることが可能ですが、使用の際にはいくつか注意点があります。
今回は、クエン酸がどんな汚れに効くのか、どのように使えばいいのか、また代用できるものはあるのかなどについて見ていきたいと思います!
愛車をいつまでも綺麗に保つためにも、汚れに応じた適切なものを活用していく知識を身につけておきましょう!
ぜひ最後までご覧いただき、車のメンテナンスの選択肢を増やしてくださいね!
目次
洗車でクエン酸を使うと、しつこいあの汚れが落ちます
洗車の際にクエン酸を使うと、車の水垢を綺麗に落とすことができます。
クエン酸は酸性の性質を持っており、水垢はアルカリ性のためこれを中和して落としてくれるという仕組みです。
ただ一つ注意すべきなのは、クエン酸は車のガラス部分にのみ使用可能という点です。
上述の酸性の性質は金属部分のサビに繋がるので、本体やボディへの使用は絶対に避けましょう。
雨が降っていると当然車は濡れます。時間が経てば水分は無くなりますが、水が含んでいる成分が表面に沈着したり、大気中の物質なども合わせて残ってしまいます。
車を洗った後、表面に白っぽい斑点のようなものを見かけたことはないでしょうか。
これはイオンデポジットと呼ばれ、時間が経過するにつれて落とすのが困難になっていきます。
まずは車の水垢の状態を確認して、対策を打っていきましょう。
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クエン酸で洗車をする場合の注意点について
洗車時に、クエン酸を使って水垢落としをする際の注意点についてみておきましょう。
ガラス部分のみに使用する
洗車時にクエン酸を使うときは、ガラス部分のみに使用するようにしてください。これはマストです。
クエン酸の酸は、金属部分をさびつかせてしまいます。
基本的には柔らかい布などに染み込ませてこすり洗いをするので問題はないと思うのですが、スプレータイプのものを使ってガラス部分に直接噴霧する場合などは、垂れてボディの方へ流れてしまうこともあります。
この場合、すぐに十分な流水で洗い落とすようにしましょう。
繰り返しになりますが、洗車時にクエン酸を使うときは、ガラス部分のみに使用するようにしてください。
曇った日に実施する
クエン酸を使う・使わないを問わず、洗車はなるべく曇りの日に行うようにしましょう。
晴れた日に洗車をしてしまうと、せっかくの水垢除去の洗車を行ったにも関わらず、洗い落とした水分がすぐに乾いてしまい、またしてもイオンデポジットの原因を作ってしまいます。
曇った日の実施が難しい場合は日陰に移動するなど、流した水がすぐに乾かないような状況で実施をして、柔らかい布で乾拭きをしておくようにしましょう。
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クエン酸で水垢を落とすために
洗車の際にクエン酸を使うと水垢を綺麗に落とすことができるわけですが、具体的にどのように行えばいいのか本章ではチェックしていきます。
①まだ水垢ができたばかりの状態
この場合は、クエン酸を使用せずとも通常のカーシャンプーでこすり洗いをすれば大体のものは落とせると思います。
クエン酸を使う際には注意点もあるため、通常のカーシャンプーで対応ができるうちは、その方がリスクがなくておすすめです。
また、水垢がついて数日など日が浅い場合は、水洗いのみでも落ちる場合が多いです。
まずは水洗いをしてみて、少し残るようであればカーシャンプーなど検討すると良いでしょう。
最後に乾拭きは忘れないように実施してくださいね。
②時間が経過して頑固な水垢がある状態
この場合使うものは2種類で、ボディの部分には水垢専用のクリーナー、そして窓ガラス部分に使うのがクエン酸です。
クエン酸を使う場合は、100ml程度の水にクエン酸小さじ1/2程度を溶かしたものに、柔らかい布をつけて気になる部分をこすり落としていくといいでしょう。
ボディの部分も同じクエン酸のものを使わないように十分な注意を払いましょう。サビや傷の原因を作ってしまいます。
クエン酸はご家庭にあるところも多いと思いますが、ない場合は『お酢』でも代用が可能です!
使い方も同じで、水垢落としに役立ってくれるのでクエン酸がない場合は使ってみましょう。
当然ですが、お酢もガラス部分のみに限定しボディへの使用は控えてください。
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まとめ
洗車時にクエン酸を使用するとしつこい水垢を綺麗に落とすことが可能、ということについてみてきました。
車の水垢汚れは気になるものですし、なかなか落とせないものも多いです。
ただどこのご家庭にでもあるクエン酸やお酢がこれらの対策になるため、早い段階で除去して、常に綺麗な状態を保つようにしましょう!
使用する場所についてはくれぐれもお間違いのないように!