「車の中がなんか臭うな〜」
「車内に消臭剤や芳香剤をおいてもイマイチ解決しない・・・」
このような経験ってないですか?
実はその原因が天井にあることは珍しくはありません。
車内の天井は、汚れが付着しやすい場所であるにもかかわらず、目に入りにくいという点で、掃除の対象になりにくいんですね。
ですが、車の天井を掃除した途端にニオイ問題が解決することもありますし、そうすると車内の清潔度が一気に増します。
今回は車の天井の掃除について、大事なポイントや注意点をまとめていきますので、早めにしっかり対策をしておきましょう!
目次
車の天井の掃除の仕方について
車の天井の掃除方法について見る前に、そもそもなぜ車の天井が汚れてしまうのか、その原因に触れておきます。
車内の天井が汚れてしまう主な原因は、タバコによるヤニ汚れ・臭い、湿気によるカビ、食べ物や飲み物が飛び散る、埃だまりです。
これら汚れを綺麗にすることが、車の天井の掃除では重要になってきます。
具体的なポイントとしては、水吹き・乾拭きを意識しましょう。
ファイバークロスで水拭きする
車の天井掃除、最初は水拭きです。
まずは天井全体をファイバークロスで水拭きするところから始めてみましょう。
汚れの程度によっては、これだけでかなり綺麗になる可能性もあります。
注意点は強く擦りすぎないようにすること。
車の天井は布地で覆われていることが多いので、生地によっては強く擦るとボロボロになってしまうことも考えられます。
優しく全体を拭き取るイメージで行うと良いでしょう。
天井に黄ばみなどが出来ている場合は、水拭きだけでは落とせないので、重曹をお湯に溶かしてファイバークロスにつけて、優しくこすってみましょう。
『重曹の激落ちくん』というスプレータイプのものもあるので、場合によっては使用を検討してみましょう。
スプレータイプで行う場合は、噴射の距離が近すぎるとかえってシミの原因になってしまったりもするので、遠くからかけて拭き取るといいですね。
また、目立つ頑固な汚れは重曹だけでは対応出来ないこともあるので、そんな時は酵素系漂白剤や中性洗剤を使ってみましょう。
ここでも注意点は、天井の布地が傷んでしまわないように、少量ずつ使う必要があるという点です。
布の様子をみながらつけて、ファイバークロスや歯ブラシなどを押し当てるようにしてみましょう。
頑固な汚れだからといってゴシゴシこすっては絶対にいけません。
歯ブラシで細かいところを掃除する
車の天井掃除においてファイバークロスは必須アイテムですが、細かいところやピンポイントでの掃除には向きません。
そこで、使わなくなった歯ブラシを用意しておくと良いです。
歯ブラシがあれば、わずかなシミ・黄ばみなどを綺麗に落とすことができますからね。
お湯をつけて押し当てたり優しくブラッシングしてみるのもいいでしょうし、汚れの種類によっては上記の重曹や洗剤などをつけてやってみましょう。
終わった後は乾拭きする
車の天井掃除をあらかた行うと、天井に湿気が残ります。
これを放置してしまうと、せっかく綺麗になったところにすぐカビができる原因になってしまいます。
ですので、水拭きが終わった後は必ず乾拭きをして終えるようにしましょう。
そして、乾拭きしたからといって安心してはいけません。
最後は車内の空気の入れ替えも含めて、数時間窓や扉を開けて換気をさせましょう。
雨の日は湿気があって乾きにくいので、晴れた日に実施できると良いですね。
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車の天井掃除で気をつけること
最後に、車の天井を掃除する際に気をつけておくべきポイントを簡単にまとめます。
マスクやゴーグルの着用
車の天井を掃除していると、自分の顔の上に埃や剥がれた汚れが落ちてきてしまいます。
吸い込んで有害なものがないとも限らないので、マスクやゴーグルで顔を守りながら行うようにしましょう。
また薬品を使う場合は手袋などもオススメなので、万全の体制を整えてから実施するようにしましょう。
座席を保護する
車の天井を掃除していると、上から落ちた汚れが座席シートの上に散らかってしまいます。
天井が綺麗になっても座席が汚れてしまっては意味がないので、事前に新聞紙やブルーシートなどで座席を覆っておくと良いでしょう。
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まとめ
車の天井の掃除の仕方・方法をみてきました。
車のニオイ問題を解決する鍵は天井にあったりします。
普段見落としがちな天井もしっかり掃除して、クリーンなカーライフを楽しんでください!