車内の空気を清潔に保つ重要な役割があるのが、車のエアコンフィルターです。
しかし、面倒なことから一度も掃除したことがない人もいるでしょう。
「掃除を業者に依頼するメリットが知りたい」
「車内に嫌な臭いが漂っているのを解消したい」
「可能であれば自分で掃除して解決したい」
と車に乗るたびにお悩みではないでしょうか。
本記事では掃除しないとどうなるのか、業者に掃除を依頼するメリット、自分で掃除する方法を説明します。
目次
車のエアコンフィルターを掃除しないと車内が不快空間に!
一度も車のエアコンフィルターを掃除していないと、車内は不快な空間になってしまいます。
不快ならまだしも、健康に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるので、気をつける必要があります。
ここでは、車のエアコンフィルターを掃除しなかった場合に、起こり得る状況を三つ説明します。
エアコンの空調性能が低下する
車のエアコンフィルターを掃除しないと、汚れが蓄積するので空調性能の低下を招きます。
冷暖房の効果が十分に発揮されず、目詰まりがひどくなると風量が弱まります。
ここ最近の夏のシーズンは猛烈な暑さが続いてますから、そんな時にクーラーの効きが悪いと不快指数はマックスで、気分は最悪です。
なので車のエアコンフィルターは、定期的な掃除や交換が重要ですよ。
車内に異臭が漂う
車のエアコンフィルターを掃除せず汚れたままで放置していると、車に乗ってエアコンをつけるたびに車内に異臭が漂います。
「うっ、、」と思わず声が出てしまうような嫌なニオイが車内に充満すれば、誰だって気分は悪くなるでしょう。
これは、カビや菌が繁殖し、花粉やホコリなどがフィルターに詰まり、空気の質が低下するためです。
特に窓を閉めていると異臭がより感じられるでしょう。
車内で異臭を感じたら、早めのフィルター掃除をおすすめします。
アレルギー症状の原因になることも
車のエアコンフィルターを掃除せずに、汚れた空気の中に長時間いると、小さなお子さんやアレルギー体質の人は身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
花粉やホコリはアレルギー持ちの人にとって大敵ですからね。
汚れた空気は、呼吸器系に影響を与える可能性もあるということです。
いつまでも健康で毎日生き生きと過ごすためにも、できるだけ清潔な空気に触れる時間を増やすことが大切です。
車のエアコンフィルターの掃除は忘れずに!
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車のエアコンフィルター掃除を業者に依頼するメリット
車のエアコンフィルターの掃除は、業者に依頼するのが一番です。
掃除を依頼するメリットを三つ紹介しますので、業者の利用を検討してください。
プロの技術で掃除してもらえる
車のエアコンフィルター掃除を業者に依頼するメリットの一つ目は、なんと言っても業者は専門的な技術や知識があるためです。
汚れている状況を正確に判断し、フィルターを傷つけず効率的に掃除してくれますし、業者によってはエアコン内部の掃除もしてくれる場合もあります。
一緒に掃除してもらうことでエアコンの効きが良くなり、車内の空気をより綺麗にしてくれるでしょう。
作業時間は15分ほどで、工賃は専門店だと3,000~4,000円、ディーラーは7,000円前後を目安にしてください。
フィルター本体は、1,000〜3,000円くらいですね。
車のことは車のプロに頼むのが一番です。
個人レベルですと十分な掃除は難しいため、適切な方法で掃除してくれる業者に依頼するのがおすすめです。
時間と手間が省ける
車のエアコンフィルター掃除を業者に依頼すると時間と手間が省けます。こちらも大きなメリットですよね。
自分でフィルターを掃除すると、時間がかかったり必要な道具をそろえたりするので面倒です。
フィルターに対する知識がない場合、掃除の方法や最適な道具も調べる必要があり、かなり労力のかかる作業になります。
専門店やディーラーに車を預ければ、掃除中に他の用事を済ませられるため、効率良く時間が使えますよ。
なにかと皆さん忙しいでしょうから、任せられるものはどんどん任せてしまいましょう。
信頼性が高く安心できる
車のエアコンフィルターを業者に掃除してもらうことで、安心・安全が保証されます。
仮に問題が発生した場合でも、適切に対応してくれるでしょう。
自分で掃除すると、誤ってエアコンやフィルターにダメージを与える危険性があります。
しかし、業者であれば当たり前ですが、専門知識を持つプロが注意深く作業してくれるはずです。
車の寿命を延ばして将来的な修理費用を削減させるためにも、業者へ掃除を依頼して安心感を得るのをおすすめします。
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車のエアコンフィルターを自分で掃除する方法
車のエアコンフィルターの掃除は業者に依頼するのが一番ですが、ネックになるのはその費用だと思います。
お金がもったいないと考える人もいるでしょう。
なので、ご自身でフィルターを掃除する方法を解説していきますね。なお、自己責任にてお願い致します。
車のエアコンフィルターを取り外す
車のエアコンフィルターを自分で掃除するためにはまず、取り外すことから始めます。
フィルターの場所が車種により異なる場合があるので、取扱説明書を参考に取り外してください。
一般的には、助手席の正面にある小物入れの奥側に設置されていることが多いですよ。
フィルターカバーを外したあと、丁寧にフィルター自体も取り外してください。
車のエアコンフィルターを掃除する
車のエアコンフィルターを取り外したら、いよいよ掃除していきます。
水洗いに対応しているフィルターであれば洗うことは可能ですので、こちらも確認していきましょう。
汚れがひどいときは中性洗剤を使用することをオススメしますが、乾式の紙製フィルターをはじめ、水洗い不可な商品もあるので注意してください。
水洗い後はフィルターをよく乾かすことが重要です。
車のエアコンフィルターを取り付ける
車のエアコンフィルターをきれいに掃除できたら、フィルターを元の位置に戻しましょう。
フィルターを取り外したときと逆の手順で進めてください。
取り付ける際は、フィルターが正しい向きであることを確認して取り付けます。
しっかり固定されていれば、取り付け作業は終了です。
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車のエアコンフィルターの掃除にオススメの商品三選!
車のエアコンフィルターを交換したい場合や掃除ができない場合は、新規の購入が必要です。
おすすめの商品を三つ紹介しますので、購入時の参考にしてください。
デンソー カーエアコン用フィルター クリーンエアフィルター DCC1009
3層のフィルターで高い除塵性能を実現しているデンソー製のフィルターは、高い信頼性と効果性で知られています。
外気導入モードで花粉やホコリなどをフィルターでしっかりキャッチするためです。
さらに、活性炭が排ガス臭を軽減し、フィルタ―に付着した菌やカビの繁殖を抑制します。
空気の流れをスムーズに実現する商品で価格も手頃です。
PIAA エアコンフィルター コンフォートプレミアム 活性炭入り特殊3層フィルター
新開発されたろ紙と脱臭層を適合させたPIAA製のフィルターは、空気の汚れを強力にキャッチします。
静電気で微粒子までキャッチするフィルターと、通気性やろ過性に優れた2層の不織布フィルターを使用しているためです。
抗菌や防カビ、脱臭機能はもちろん、花粉は99.9%シャットアウトできる商品ですので、快適にドライブしたい人におすすめします。
エムリット エアコンフィルター D-030
圧倒的な繊維量で静電加工されている「ダイワボウ製ミラクルファイバー」が、チリや花粉をキャッチするフィルターです。
さらに、抗菌や防臭に優れたTEIJIN製「マイティトップ」を採用し、菌の増殖や悪臭を抑えます。
エムリット製のフィルターは素材から加工、検査まで国内でおこなっているので、日本製にこだわる場合に最適です。
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まとめ
車のエアコンフィルターを掃除しないとどうなるのかをザッとみてきました。
都心に住んでいる方ならまだしも、地方に住んでいる方にとって車は生活必需品です。
快適に車に乗るためにも、エアコンフィルターの掃除は欠かせません。
それに、将来的に車を手放す際にフィルターを掃除しておくと、買取査定額に良い影響があるでしょう。
フィルター掃除や交換は1年ごと、または走行距離が10,000〜20,000kmごとといわれています。
車内の臭いが気になったり掃除の時期が近づいたりしたら、フィルターを掃除してみてくださいね。