車のトラブルの代表格として、エンジンオイルの漏れがあります。
このトラブルには適切な処置をすれば良いのですが、厄介なのはオイル漏れによってついた地面の染みの掃除です。
オイルは油性なので、水洗いだけでは落とすことができませんし、放っておくと大きな染みになってしまいます。
当記事では、オイル漏れをした際の地面の掃除方法についてみていきます。
そもそもなぜオイル漏れが起きるのか
車がオイル漏れした際の地面の掃除をする前に、どこからオイルが漏れているのかを突き止めないといけません。
オイル漏れを発見したら、掃除するのはもちろんですが、それと同時に原因も確認しておきましょう。
オイル漏れの主な原因は
- オイルシールやガスケットの劣化
- オイルパンの破損
- ドレンボルトやオイルフィルターの緩み
などにより起きます。
オイルシールやガスケットは、エンジンやミッションなどの内部に入
走行距離や使用年数が増えると劣化するため、オイルを止める効果が
ドレンボルト(オイルを抜くために取り外すボルト)
しかし、基本的に緩むものではないので、締付けた時の締付トルクが適正でなかったことによるものです。
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オイル漏れをした際の掃除方法
車がオイル漏れした際の地面の掃除方法ですが、冒頭で申し上げた通り、車に使われているオイルは油性のため、水で流すだけでは不十分です。
また、アスファルトは凹凸が激しいので簡単には綺麗になりません。
オイル漏れをした際におすすめの掃除方法は三つあります。それは、
- オイル処理剤を使う
- オイル吸収剤を使う
- 高圧洗浄機を使う
です。
オイル処理剤を使う
車がオイル漏れした際の地面の掃除方法としてまず、オイル処理剤を使うことを検討しましょう。
オイル処理剤とは、地面に染み込んだオイルを微生物が分解できる粒子まで細かく分解することができる専用の液剤です。
車から漏れたオイルも綺麗に分解することができます。
また、アスファルトなどの凹凸が激しい地面でも綺麗に掃除することができるのでおすすめです。
オイル吸収剤を使う
車がオイル漏れした際の地面の掃除方法として次に、オイル吸収剤を使うのもアリです。
オイル吸収材とは、オイルを吸収することができる専用の資材のことで、粉末状、紙状などの種類があり、どれも吸収率が高いためオイルを吸収することができます。
オイルを吸収したら、お住まいの地域自治体のルールにしたがって処分が必要です。
高圧洗浄機を使う
車がオイル漏れした際の地面の掃除方法として、高圧洗浄機で汚れを吹き飛ばすというやり方もあります。
ただ、高圧洗浄機はオイルを分解・吸収せずに吹き飛ばすことしかできないので、漏れ出したオイルの量が多い場合は逆に汚れが酷くなってしまいます。
ですので、オイル処理剤や吸収剤などでオイルを除去してから使うようにしましょう。
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まとめ
車がオイル漏れした際の地面の掃除方法をまとめました。
根本的な解決策としては、オイルが漏れないように、普段から車のチェックを怠らず、なにか気になることや箇所があったら、すぐに最寄りの整備工場やディーラーに問い合わせることが大切です。
そもそも、掃除をしなくてもいいように、早め早めの対策を取るようにしましょう!