消耗品の交換

車のワイパー交換のやり方は?交換の時期や費用なども詳しく解説!

雨の日に視界をクリアにしてくれる車のワイパーは、安全運転には欠かすことのできない装備品です。

この車のワイパーですが、常時雨や風や雪にさらされていて、さらに道路を走っていると舞い上がる土ぼこりや泥によって、意外にもかなり汚れているものなんですよね。

そのため、定期的なメンテナンス(交換)が必要になってきます。

車のワイパー交換は、専門店やディーラーなどで交換をお願いすることができますが、自分で交換することもできます。

今回は車のワイパー交換のやり方や、交換の時期、交換費用などについて詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

ワイパーの種類

車のワイパー交換の話に入る前に、ワイパーの種類を知っておきましょう。

車のワイパーには、

  • トーナメントワイパー
  • フラットワイパー
  • デザインワイパー

と呼ばれる三つのモノがあります。

「トーナメントワイパー」は、よく見る一般的なワイパーで、車のフロントガラスのサイズと丁度良く合うため、広く使われています。

「フラットワイパー」は、ゴムとワイパーブレードが一体となったワイパーです。

シンプルな作りですが柔軟で、高速で走行した場合でも綺麗に水滴をふき取ることができます。

ただ、一部(ゴム)のみを破損した場合でもワイパーブレードの交換が必要になってきます。

「エアロワイパー」は、スタイリッシュな見た目で「空力特性」に優れているワイパーです。

走行時の風を切る音を抑制し、フロントガラスに付着した水滴もしっかりとふき取ります。

好きなものを選んで問題ないでしょう。

冬用ワイパーと夏用ワイパーの違い

車のワイパーは冬用と夏用の2種類があります。

夏用ワイパーはどの車にも標準装備されていますが、冬用ワイパーは、凍結しにくい素材が使用されており、寒冷地でもゴムが硬くならずにしっかりと水滴をふき取ることができます。

冬の寒さが厳しいところに住んでいる方は、冬用ワイパーの購入を考えておきましょう。

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車のワイパー交換のやり方

車のワイパーを自分で交換する方法はいたって簡単です。順序毎に解説していきます。

  1. ワイパーの形状を確認する
  2. 車のワイパーを取り外す
  3. 車のワイパーを取り付ける

ワイパーの形状確認

車のワイパーを自分で交換する順序、最初は形状の確認です。

全ての種類のワイパーが同じ交換方法だとは限りませんませんので、交換前にワイパーの形状を確認することは重要です。

無理やり外したり、装着しようとすると破損の危険があるので気を付けてください。

ワイパーの取り外し

車のワイパーを自分で交換する手順、次はワイパーを取り外していきます。

取り外す際は、「ワイパーアーム」と「ワイパーブレード」の接合部分を取り外します。

取り外し方は種類によって少し異なりますが、接合部分に「突起」のようなものがあるのでそこを外せばOKです。

ワイパーの取り付け

車のワイパーを自分で交換する手順、最後は取り付けです。

取り外した後は、装着時と逆の手順で新しいワイパーを装着します。

「ワイパーアーム」と「ワイパーブレード」の接合部分に、適切な向きでワイパーを装着してください。

ワイパーには向きがあり、間違った向きで装着すると歪みが生じることがあるので注意しましょう。

歪んだまま走行すると、水滴がうまくふき取れない場合もあるので注意が必要です。

また、傷や破損の原因となるので、ワイパーを外した状態でアームをガラスに接触させないことにも気をつけてください。

 

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ワイパーを交換しないとどうなる?

車のワイパー交換のやり方をチェックしましたが、もしワイパーを交換しないとどうなるのでしょうか。具体的な事例を紹介します。

拭きムラが出る

車のワイパーを交換しないと、拭きムラが出る可能性があります。

ワイパーのゴムは劣化するものです。劣化したゴムの箇所は水滴がうまく拭き取れないので、フロントガラスに水滴が残ってしまい視界が悪くなります。

安全運転に支障がでて、交通事故につながる可能性があるということです。

フロントガラスの破損につながるかも

車のワイパーを交換せず、劣化したワイパーをつけたままで走行すると、サビなどの影響で異音がすることがあります。

そのまま使い続けると、フロントガラスを傷つけることがあるので、早めに交換することをおすすめします。

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車のワイパーの交換の時期と費用

車のワイパーの交換のやり方はご理解頂けたかと思います。

では具体的にいつ交換すればいいのかその目安と、業者にワイパー交換を依頼した際の費用の相場を、次にみていきましょう。

ワイパーの交換時期

車のワイパーの交換時期の目安は、部位ごとで異なってきます。

ワイパーゴムは早くて半年、遅くても1年ほどで交換がするのが目安です。

また、ワイパーゴムが付いているワイパーブレードは、1年から2年に一回は交換をしましょう。

あらゆる環境を走行すると共に、劣化するのがワイパーです。定期的にメンテナンスと交換をしっかりと行いましょう。

ワイパー交換にかかる費用

車のワイパー交換にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。

「ディーラー」「ディーラー以外のお店」「自分で交換」の3つに分けて紹介していきます。

ディーラー

車のワイパー交換にかかる費用、ディーラーの場合は1,000円〜1,500円ほどが相場です。

ディーラーで交換を依頼する場合、基本的に社外品の取り扱いができないので注意しましょう。

ディーラー以外のお店

車のワイパーの交換費用、ガソリンスタンドなどディーラー以外のお店でかかってくる相場は500円〜1,000円程度です。

スタッフの方に交換するワイパーを見せて、しっかりと確認したうえで交換してもらいましょう。

自分で交換

車のワイパーを自分で交換する場合は、もちろん交換費用はかかりません。

しかし、ワイパーの装着は自分一人で行わなければいけません。

車種にあったワイパーを選ぶことも自分でやらなければいけないので、お店でやってもらうよりも手間がかかってしまう可能性が大きいです。

プロに頼んだほうが良いかもしれません。

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まとめ

車のワイパー交換のやり方を中心に説明をしてきました。

ワイパーの種類によりそれぞれ交換方法が違うので、心配な方はお店に持って行って交換してもらいましょう。

自分で交換して、ワイパーの向きが違っていたらまた面倒ですしね。

ワイパー交換の目安は約半年から2年なので、定期的にチェックをして傷んでいないかを確認する癖をつけましょう!